①一定の率の割引
例:全品10%オフ
→いつもより10%安い、たくさん食べよう!
(単純明快)
②一定の率の割引(最低会計金額に制限有り)
例:合計5,000円以上注文すると10%オフ
→5,000円に無理なく到達しそうなら5,000円分は食べて、その後もお得だからたくさん食べよう!
(無理なく到達しそうかどうかの判断をもう少し厳密に言うと、例えば会計確認時点の金額が4,000円だった場合、その後の1,000円分は実質50%引きとなるため、その割引率で注文を追加したいかどうかを検討する)
③一定金額ごとに一定金額の割引
例:会計5,000円ごとに500円の割引
→基本的には食べた金額に応じて割引される。端数が切り捨てされる可能性があるけど、お得だからたくさん食べよう!
(厳密には5,000円ごとに②と同様の検討が発生)
④一定金額ごとに一定金額の割引(不完全版)
例:5,000円以上で500円、10,000円以上で1,000円、30,000円以上で3,000円の割引
→何故!?10,000円を超えたら、一体何を目標に飲食すれば良い!?!?
くら寿司では5皿ごとに「ビッくらポン!」という、おもちゃが当たる大人気コンテンツを遊ぶことができますが、これが10皿で2回にも関わらず、間をすっ飛ばして29皿までは2回、30皿でいきなり6回になってしまうようなものです。④のクーポンの異質さをおわかりいただけると思います。
しかし、店側も客側も大部分の人は④について特に気にしていないと思われますので、今後もリアルの社会生活においては④の異質さについて言及することなく、慎ましく生きていきたいと思います。