ごぐたんの日記

ごぐたんの日記です。

コスパ厨がパフォーマンスを落としてしまう事例

 

shifumin.hatenadiary.com

はい、本日はこちら、コスパ厨がコスパを追い求めて熟考する余り、無自覚のうちに自身のパフォーマンスを落とし、ミイラ取りがミイラになる(?)事例について紹介したいと思います~。

 

世の中には、私とは対極の決断力が高い人間、例えば家電量販店で冷蔵庫などを即決できてしまうような人がいて、正直に言えば「おいおい…インターネットを探せばもっと安い店があるかもしれないし、不要な機能が付いていない安い型落ちだってあるかもしれないのに、正気か…?」と思ってしまいます。しかし、彼らは家電を即決することで、選択肢保持コストを極限まで削減し、自身のパフォーマンスを高く保っていたんですね。

これを踏まえても、即決で冷蔵庫を買うことが最善であるとは私の価値観ではさすがに思えないのですが、物事の決断の大きさに応じて、注ぐべき検討の時間が限られていることは確かです。

認識しておかなければいけないのは、「どちらの選択肢が最善なのか分からなくても、選択肢保持コストを解放するために、多少の過ちは覚悟の上で早期に決断するのが最善である場合がある」ということでしょうか。

 

些細なメリットのために、手間暇をかけすぎてしまう行為として「店頭で欲しいものを見つけた時に、それをインターネットで検索し、さらに安価で売っている店を探してしまう」というものもあります。これも、高価なものであればそうすべきでしょうが、安価なものであれば多少の高値は覚悟の上で、さっさと店頭で買ってしまうのが正解でしょう。これにより、インターネットで注文して、配達されるのを待って受け取って、梱包材を処分して…のような一連のプロセスを排除することができます。

 

最近はこのように「コスパ」のあり方を方向修正することが多いのですが、だんだんとコスパ厨(?)の行動原理を理解できてくるような、不思議な感覚があります。彼らが物心付いた時からそのような行動原理を持っていたのかはわかりませんが、私が紆余曲折の末に辿り着く行動原理を自然と習得する人達を見ては、ただひたすら「生きるのが上手すぎるな………………」と思っています。

 

恐らく自分の行動原理は、今後も徐々にコスパ側に寄せていくことになるでしょう。もしかしたら年老いた頃には、コスパ厨を完全に脱却しているのかもしれません。自分の行動原理が変わっていく様子を観察するのも案外面白いですし、学びの末にコスパ厨をやめるのであれば、それも悪くなさそうですね。